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おくりびと [今、想うこと]




アカデミー賞の外国語部門で初の栄冠を手にした話題の映画「おくりびと」
一休さんでも言われていますが、人にとって誰しも避けて通れない道それは死ということです。
どんな人でもたくさんのお金を持っていたとしても絶対に人としてこの世に生まれたからにはいつかはあの世に帰っていかなければなりません。
そんな厳正な部分を改めて我々に問いかける一番大切な部分を映像化したことにより人々に感動を与えたのだと思います。

何を隠そう私もその職務についています。
映画とは少し違うけど

毎日、人の死を目の前にして仕事をしているわけなのです。
もう14年になります。

このブログに命について書いていることが多くありますが、それは14年間色んな方々の最後を見てきたわけで人が死ぬということに毎日触れてきているために、教えられることが多々あるからなのだと思います。
色んな人の色んな人生の終幕を見てきているからなのだと。

そういったことを通して今自分が生きていることに・・いいえ生かされているということに改めて感謝の気持ちを持てるのし、色んなことを考えさせられます。

 この映画の影響でこの関係の仕事が人気急上昇していると聞きますが、現実そんな生易しい仕事ではありません。
遺体だって映画みたいにきれいなものばかりではありませんし・・・書き出すときりがないので後は省略です。

 この仕事に一番大事なことは人をいたわる気持ちです。
そしてどんな時にもある意味適切なアドバイスなども要します。
それには年数のかかることだとも思います。

僕もまだまだ未熟で、つい事務的に仕事をこなそうとしている時も過去にはありました。
が、その都度振り返り、今一度確認をし、新鮮な気持ちで尽くす努力を致しております。
だからひとつ仕事を終えるとかなりくたびれます。でも、なんにも変えられない得をいただいたような・・この仕事でしか得られない得をたくさん感じています。
ありがたいことだなあと思うのです。

だから元気で生きていくために自分がしなければならないことも感じていくものなんですよ。
人は人に尽くすことによって幸せを得られると昔から僕は思っていました。
人によくしてあげてそれがお互いになればこんなに気持ちの良いことはありませんからね。


なんか変な記事になってしまいましたが、この記事の影響で今まで気付かなかった部分に人が共感されたことは素敵なことなんだと思うのです。




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